初LINEはまさかの私から
引っ越して少し経ち、まだ片付けとか買い物とかでろくに休めてなかった。
仕事にも慣れてきた頃だったけど、まだまだわからない事だらけだった。
そんな時に、私の知らない仕事で緊急事態発生。全くわかんなくて帰れなくなった私。
その当時の上司には連絡できず、困った私はY君を思い出し、LINEした。
そしてすぐ連絡くれて、なんとか解決。ありがたかったけど、疲れきってたのもあり、困った時以外はLINEはしないと思ってた。
だけど、この事がきっかけで私達はLINEをするようになった。
多分…気を使いすぎる私のHSPの性格と、当時の辛い現状での超ネガティブな空気が、LINEの続いた理由かな?と。今となっては思う。
LINEを振り返って見ると「敬語でLINEしててマジでウケるんだけど」と笑ってしまうけど、その時は、本当ただの社員さんって感じだった。
当時Y君は20代だったからか絵文字をよく使ってたりして、「私も、もうちょっと使った方がいいかな」と反省するくらいLINEがキラキラしてた。笑。
そのおかげで?私も少しずつ絵文字を使うようになった。笑。
私の事情はY君には全く話してなかったけど、主に仕事の質問だったり、何気ない事だったり。
苦しい時に誰も話す人がいなかったから余計、そのキラキラしたLINEに励まされてた。
遠い約束
Y君は誰にでも優しく、本人は気づいてないけど、みんなに好かれてた。
だからか私の時々ダークなLINEにも付き合ってくれてた(かなり頻度高くダークだった…)
Y君には彼女がいたけど、どんな感じでお付き合いしてるかは知らなかった。興味なかったというか…笑。
私は完全に、「男は信用できない」って思っちゃったし、一生独りだと思い込んでたし、年下だったので恋愛対象じゃなかった。
Y君と飲みに行こうって話には何度かなった。飲み友達は欲しかったから、飲み友達ができるのは嬉しかった。
だけどY君が忙しすぎたのもあり、スケジュール合わなすぎて、「年内には飲みに行きたいね」くらいな感じだった。
私は引っ越してもなかなか簡単には立ち直れず、情緒不安定で食欲もなかった。
食欲だけが取り柄だと思ってた私が、食べれなくて激痩せした(今思えば、あの頃の体重に戻りたい。)
それでも、Y君の明るいLINEを見ると元気がでた。
仕事でも、そんなに会ってなかったけど、上司がよくY君の話をしてたので、話は色々聞いてはいた。
上司が、Y君にまだ彼女いるの知らないらしく、謎にうちらをくっつけさせようとしてるように感じた。
それが面白くて、二人で密かに笑ってた。
初めて飲みに行ったのは、本当に忘年会の時期だった。久しぶりに親以外と飲みに行った。
店員さんが面白い人だったこともあり、楽しい時間を過ごした。
お互いコロナ禍でもないのに、あまり外に飲みに行かなかったのもあったからか、テンション上がって二次会までした。
私は久しぶりにテンションが上がったのか飲みすぎて、次の日は二日酔いだった。
エピローグ
初めて二人で飲んだあの日の二次会。
その後、付き合ってからその辺り一緒に歩いたけど、二人とも二次会の場所がどこか覚えてなかった。
「どこだったっけ?」って必死に思い出そうとするけど全然わからず。
そして、いつの日だったか…「ここじゃない?!」ってハッと思い出した。
スッキリしたからか、二人でテンション爆上がりした。笑。
ーつづくー
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